書いたものを書き写したことがあることでしょう。
しかし、先生が黒板に書いたものを書き写しても
記憶にはなりません。
なぜなら書き写すことで精一杯になり、満足し、
記憶したと勘違いしてしまうのです。
実際に試験のときになると、黒板をしっかりと書き写した
のに…と思ってしまうことがあると思います。
「海馬(かいば)」とは記憶の司令塔と言われており、
勉強したことを覚える時には必ず海馬に勉強した内容が
伝えられます。
脳における全ての情報の入り口なので海馬が働かないと
記憶することができないのです。
海馬は短期記憶を支配して記憶するように命令をしています。
長期記憶にするためには海馬の外の長期記憶する脳のところに
勉強した内容が到達したときに記憶されるのです。
そのためには無意識ではなく勉強した内容を具体的なイメージを
持ったり、楽しいこと・悲しいことの感情を使って記憶しなければ
なりません。
無意識に黒板を写していたのでは記憶することができないのです。
そうなると、先生が黒板に書いたものを書き写していることは
無意識のうちに行っているので、試験では全く役に立たないのです。
ですから意識的に記憶することが必要になってくるのです。
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本物の記憶術
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